
この記事でわかること
- 自分で選ばない映画を見る面白さ
- 2012年のはかた号で『うさぎドロップ』を見た記憶
- サブスク全盛の今だからこそ残したい「強制的に見る」感覚
2012年、福岡から東京へ向かう夜行バス「はかた号」に初めて乗った。
当時の車内では映画が流れていて、そこで見たのが『うさぎドロップ』だった。細かい感想は書かないけど、普通に面白かった。そして何より、自分で選んでいたらまず見なかった作品だったと思う。

当時の再生画面
これが、自分の中で「強制的に見せられる映画って悪くないな」と思った最初の記憶かもしれない。
翌朝には『THE LAST MESSAGE 海猿』も流れた。その流れで、公開が近かった『BRAVE HEARTS 海猿』を映画館まで見に行った。
自分では選ばなかった作品が、次の映画につながった。
この感覚が結構好きだ。
子どもの頃は、勝手に見せられる機会があった
子どもの頃は、小学校で『ホーム・アローン』を見たり、芸術鑑賞会で自分では選ばない作品に触れたりする機会があった。
そのときは、見たいかどうかを考える前に、とりあえず見る。でも、大人になると、そういう機会はほとんどなくなる。
映画館で見る作品も自分で選ぶし、サブスクも自分の好みに合わせておすすめしてくる。
便利だけど、自分の興味の外側にはなかなか連れていってくれない。
だから今は、自分で「強制映画」を作る
今は時々、映画のチケットを多めに買う。
TOHOシネマズでいうTCチケットみたいなものを先に持っておいて、「せっかくあるから何か見るか」という状態を作る。
そうすると、普段なら選ばない作品を見ることになる。
最近だと『ひつじ探偵団』がそうだった。
動物が活躍する映画で、見てみたらかなり良かった。でも心に余裕がなかったら、わざわざ映画館で見なかったと思う。
だから、自分で自分に少しだけ強制力をかける。
自分の興味の外側に触れるために
サブスク全盛の今は、自分が好きそうなものだけで時間を埋められる。
それは便利だけど、偶然の出会いは減る。
2012年、はかた号で『うさぎドロップ』を見たのも、自分では選んでいない。でも今でも覚えている。
だから、これからもたまには強制的に映画を見る時間を作りたい。
自分では選ばなかった作品に出会うために。


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